ダイエット豆知識③

前回、ダイエットにはP(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)の食事のバランスが大切ですというお話をしました。

 

今日はその続きです。


旧石器時代の人は、衛生面で現代人に劣るため感染症になりやすく平均寿命は短ったのですが、太った人や成人病などの人は一人もいませんでした。感染症に罹らない人は80歳ぐらいまで生きていたそうです。とても健康だったのです。彼らは小動物や魚、根菜類、木の実などを食べていました。甘いものと言えば果物が少しあるぐらい。
タンパク質と脂質が多く、炭水化物が少ない生活をしていました。
ところが、現代人はどうでしょう?
お弁当の半分は白いご飯です。白いご飯は1膳で角砂糖にすると約14個分の糖質があります。形や甘みは違いますが、体内や脳内で起こることは、砂糖を食べた場合同じなのです。
食べたら急激に血糖値が上がり、インスリンが分泌され代謝で使われない分は脂肪として蓄積されます。
天丼やカツどんなどの丼物、うどん、ラーメン、パン、おにぎり。現代人は炭水化物を食べ過ぎているのです。

太るだけならまだ良いのですが、炭水化物(糖質)は、ガンや糖尿病のエサになっています。
パンを食べなくなっただけで糖尿病が治ったという人さえいます。
ですから、健康のためにもタンパク質を多めに摂って、白い精製された米、パン、うどんなどは減らしていく方が良いのです。
また、私たちの食事の適正量を狂わせているのは加工食品です。加工食品は満腹中枢を狂わせ食べ過ぎにさせます。海外では使用が禁止されている発ガン性がある食品添加物も含まれているので注意が必要です。

人の身体はハイブリッドカーのようだというお話をしましたね。
はじめにブドウ糖を使いきってから、脂肪を分解してできるケトン体をエネルギーにします。
ケトン体を使って活動するようになると、痩せるだけじゃなく肌つやも良くなり若返ります。
旧石器時代の人は自然と身体によい食生活をしていたのですね。

ケトン体質になるまでに約3週間かかりますが、それ以後はもとのように糖質過多の生活をしない限りリバウンドすることはありません。体重にすると2~3㎏減量することができますよ。
もちろん、これが全てではありません。

ご興味のある方はどうぞご自分の合った方法はなにか?など、どうぞ遠慮なくご質問ください。

すぎやまけいこ

 

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